Retty Tech Blog

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新卒Webエンジニア半年の振り返り

この記事は20卒エンジニアの振り返りの最後の記事になります。他の20卒メンバーの半年の振り返りもありますので是非合わせて見て頂けると嬉しいです!

自己紹介

初めまして、20卒の新入社員として入社しました西村です。テーマは入社半年の振り返り、入社前と社会人のエンジニアとして半年の間に経験したことやその中で得られた経験などを振り返ってみました。

簡単に自己紹介をします。京都出身で就職を機に東京へ上京、幼少期の頃からモノづくりで人に喜んで貰えるような仕事がしたいと思い、その中でもITエンジニアになることを決め情報系の大学に進学しました。その後、学部と大学院を通してサーバ演習をサポートするシステムの研究を行いました。 現在Rettyでは、Webチームに所属しています。

好きな食べ物はカロリーの高い物です。中でも最近ハマっているのが、中野区野方にある家系ラーメンの輝道家というお店さんです。濃厚な豚骨醤油ラーメンとご飯の相性抜群なのでぜひ機会があれば一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

retty.me

前置き(好きなラーメン屋さんの宣伝)はこのくらいにして本題に入っていきたいと思います。

入社前

入社したきっかけ

多くの人に喜んで貰えるようなサービスを作れるエンジニアになりたいと思い、to Cのビジネスを行っている会社を探していました。私の大学ではSIerの就職先が多かった為、Wantedlyを使って就職活動を行いました。その中で出会ったのがRettyでした。

www.wantedly.com

実際に何度か利用していた事もあり興味を持ちました。そこから面接をさせて頂き一ヶ月程で内定を頂きました。社員さんとお話させて頂く中で、ユーザさんをよりHappyにするサービスにしていきたいという思いに強く共感して、この会社で働きたいと思い入社しました。

インターン参加へのすすめ

入社前に一度インターンに来て欲しいと誘われて、大学の予定が落ち着いた3月の一ヶ月間インターンに参加させて頂きました。入社してからお世話になる先輩方にアドバイスを頂きながらインターンの仕事を行ったり、一緒にランチにいかせて頂きながら交流を深めました。

入社してから改めて思ったことは、入社直後は、分からないことが多く先輩方のサポートが必要になります。早い時期から先輩方との交流を持つことで、自分自身の業務の進めやすさに直結する部分があると感じました。なので、もしRettyに興味があれば積極的にインターンに参加して欲しいです。そして是非色んな先輩方と交流して欲しいと思います!

www.wantedly.com

入社後

業務内容

Webチームの業務内容は、プランナーさんが考えた施策を元にRettyの店舗の一覧ページや店舗ページに対して修正や機能の追加などを行う事です。施策の規模に応じて対応範囲は変わりますが、基本的にはフロントエンドからバックエンドまで幅広く実装することになります。入社当初は分からないことが多く仕事についていくのが大変でした。しかし、先輩方の手厚いサポートもあり、二ヶ月くらいで単純な業務をこなせるようになりました。

6月頃からGo To Eatキャンペーンプロジェクトの開発メンバーとして業務を行いました。このプロジェクトではそれまで全く経験のなかったRettyの予約画面やお店さんに提供しているお店管理画面の修正や機能追加、新規に作成されたAPIの実装などを経験しました。このプロジェクトを進めていく中で、技術面で知らないことや設計面で考えないといけない事が多くあり、先輩方についていく(というより、指示通りに業務を進める)のがやっとの状態でした。特に浮き彫りになったのが私のタスクの進め方の問題です。

retty.me

浮き彫りになった課題

開発は基本的に1チーム5~6人で、特に私のチームでは一つのタスクに対して最低2人で取り組むようにしていました。本来であれば私一人ではできないようなタスクも先輩主導で進めて頂く事で期間内にタスクを終わらせる事ができていました。

ある時先輩にチーム全体として仕事が終わらせられる事は、私自身が成長して自走出来ている訳ではないという事は意識して欲しいというアドバイスを受けました。確かに私が主導でタスクを行った場合、少しでも複雑なタスクになると、先輩方のサポートがあっても期間内に終わらせることが出来ず期間を延長させることが何度もありました。そこで期間内に終わらせることが出来ないのはこの二つが原因ではないかと考えました。

  1. 問題を解決する手段が分かっていない

  2. 情報共有を行わない

一つ目は修正箇所の特定方法が分かっておらず時間をかけている場合や、どのような修正を行うべきなのかを把握出来ていないのに自力で考えようとして長時間経ってしまうことがありました。また、何の作業をどの手順で行うかなどが頭の中で整理されていませんでした。

二つ目は一つ目の問題によりタスクの進捗が進んでいないにも関わらず、それらをチームに共有が出来ていませんでした。リモートでの業務が多いため定期的に何をしているのかなどの報告をしていないと状況が見えないのにも関わらず、状況の共有がないためチームの先輩方はサポートのしようがない状況になっていました。

課題に対するアクション

この問題を解決するために行ったアクションが以下の二つです。

  1. タスクばらし

    • タスクばらしを導入してどの手順でタスクを進めていけば良いかを頭で整理すると共に文章化することで、どのような修正を行うべきなのかの指針を自分の中で立てることができました。また他のチームメンバーにもどのタスクを行っているのかが分かるようにSlackのスレッドにて共有を行うようにしました。

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    タスクばらしをスレッドに共有

  2. 一定時間毎に連絡する

    • Slackのリマインダーを用いて2時間毎に今何をしているのかの共有を行うようにしました。

アクションに対するフィードバック

課題に対するアクションを行うと先輩方からのフィードバックを受けることができます。以下は実際に頂いたフィードバックの内容を自分なりに要約した内容です。

  1. タスクばらしに時間を加えてマイルストーンのようにするとよりチームメンバーに分かりやすい状態になると思う。一定の時間毎にタスクを分けることによりタスクが時間内に終わらなかった時には、何に詰まっているのかをチームに共有して問題解決を行えるのに加えて、なぜ終わらなかったのかを振り返りで考えられるようになると思う。

  2. 一定時間毎の連絡は唯の実況のような状態になっているので、何の作業を進めることで進捗がどう変わったのかの共有があると良いかもしれない

今後の目標

フィードバックしてもらった内容を業務に取り入れつつ、チームメンバーにサポートをして頂きながら自分主導で受け持ったタスクを期間内に終わらせられるようになる事をまず目標に頑張りたいと思います。

また今後も成長し続けていくことで、5年後にはチームやエンジニアリング部門にインパクトを与えられるような人材を目指していきたいと思います!

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終わりに

今年は入社して直ぐに完全リモートという状況下で業務が始まりましたが、チームの先輩方にサポートして頂きながら入社当初から比べると半年間で少しずつできることが増えていき、成長を感じることが出来ました。

Rettyでは課題に対する成長するためのアクションを否定せずにどんどん挑戦して欲しいという文化だということを半年間で知ることができました。フィードバックを受けた内容をもとにさらに成長したいです!

今後も成長を続けて自走できるだけでなく、開発メンバーやプランナーさんに頼って貰えるような存在かつ、サービスのグロースに貢献できるようなエンジニアになれるよう努力したいと思います。

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