この記事は Retty Advent Calendar Part2 の18日目の記事です。
Part1 はこちら
はじめに
23 卒の内定者インターンをしている田中です。最近、赤缶カレー粉にハマっていて、いろんな料理に使ってます。イチ押しはカレー味唐揚げです。
さて、今回は Retty 内定者インターンについて解説していきます。内定者インターンをどうして行っているのか、内定者インターンで何が得られるの?といったことは企業ごとに違います。今回は Retty 内定者インターンがどういった目的で行われているのか、そして内定者インターンで得られた学びについて語っていきたいと思います!これからエンジニアとして Retty に入りたい方や興味がある方の助けになれば幸いです!
Retty 内定者インターンとは?
内定者インターンを行う目的は企業さんごとに違うと思います。会社の雰囲気を掴んでもらうことや、社員さんとの交流を主軸に置いている、など多くの目的があります。(中には開発の戦力として見るケースも…)
Retty 内定者インターンの目的は「入社後にスタートダッシュを決めるための土台づくり」です。具体的には以下があります。
- Retty 開発のキャッチアップ
- 入社して働くイメージをしっかり掴んでもらう
- 現時点で足りない力や要素をしっかり学ぶこと
入社後は学生時代と環境がガラリと変わり、初めての業務や、初めての開発体制でどうしてもあたふたしてしまいがちです。そうすると入社しても自分自身の得意であったり、持ち前のよさを発揮するまで時間がかかってしまうことが多いです。
Retty では、内定者インターンを使って足元をしっかりと固めることに注力します。そして、入社後に安定した足場から、自信を持って開発・業務ができるいいスタートダッシュを決めれるようにしています。
Retty の内定者インターンは学業を優先して行っています。そのため、インターン生は稼働する期間であったり、稼働頻度は学校の予定と調整しつつ決めています。
業務について
Retty では大規模スクラム LeSS を導入しています。プロダクトオーナーが優先順序をつけたタスクを複数の開発チームが受け取り、みんなで一つのプロダクトを開発しています。
詳しくは以下の記事で紹介していますので、興味のある方は是非ご覧ください!
内定者インターンでは、実際に開発チームの一つにジョインして、チームメンバーとして開発を行います。インターンで行うタスクは、Retty の事業に直結するようなタスク(実際に Retty のサイトの修正をおこなったり、新規機能の開発など)を行うため、入社後のイメージをより具体的にすることができます。もちろん、インターン生のみで行うわけでなく、チーム全体で助け合いながら行うため、途中で進められなくなってもチームメンバーにどんどん質問してスムーズにタスクが進められるようになっています。
今年の Advent Calendar で実際の内定者インターン生の開発内容が紹介されているので、実際どういうことをしているの?と気になる方は是非読んでみてください!
コミュニケーション面では主に Slack, Discord といったツールを使用します。Slack では、チーム内でのコミュニケーションはもちろん、プランナーさんやデザイナーさん、またはチーム外のエンジニアなど、幅広い方とコミュニケーションをとり、開発を進めています。Discord では、モブプロやペアプロといった開発を画面共有などを通して行われたりしています。
内定者インターンで学んだこと
ここからは自分が実際に内定者インターンで学んだことを挙げていきます。
Retty エンジニアとしてのあり方
Retty には「User Happy」という文化があります。どうしたらユーザーさんが嬉しくなるのかを常に考えてプロダクトを開発するという意識が Retty 全体に強く根付いています。そのため、Retty の Slack やミーティングでは議論がたくさん行われています。プランナーさん・デザイナーさん・エンジニアがそれぞれの視点でどうしたらもっと User が Happy になるのかを議論し、より良い施策や機能にしていく過程を見てきました。
これを見て、Retty のエンジニアは「ユーザーさんに素早く、より質の高い価値を届けられる人」であると感じました。どうしたらユーザーさんがもっと Happy になるのか、もっと良い方法がないかを模索して提案できる人がとても多いです。そして、施策に対しても本質を見極め、「本当に届けたい価値」にフォーカスし、それを素早くユーザーさんに届けることができます。
常に思考し続け、ユーザーさんに価値を届けられるようになることが Retty エンジニアとして求められていると感じました。
コミュニケーションの大切さ
Retty ではエンジニアはチームとして開発します。そのため、エンジニア間でのコミュニケーションが活発に行われています。エンジニア間でのペアプロやモブプロといった複数人での開発を必要に応じて行い、チーム内でコミュニケーションを取り合いながら開発を進めていきます。
また、小さい疑問やわからない点がでても Slack やミーティングで気軽に聞ける雰囲気があります。タスクを進めていて、よくわからない点が出てきても、Slack で聞くとチームのみんな(チーム外のかたも!)が素早くリアクションをくれます。タスクのみならず、業務中に感じた違和感や、施策の疑問点も率直に聞くことができる雰囲気ができているので、すごく議論がしやすい社風だと感じました。
質問をするとチーム内外の皆さんからたくさんのリアクションをいただけるので、すごく助かります…!
こうしたコミュニケーションを目の当たりにして、Retty 全体での人同士のつながりの強さや課題解決に向けた動きの活発さに驚きました。自分もどんどんチーム内外に向けて発言やコミュニケーションを増やしていきたいです!
他にない LeSS での開発体験
「業務について」で語った通り、Retty では大規模なスクラム開発を行なっています。僕自身スクラム開発は初めてで、なかなか慣れない単語が多く飛び交っていたりしました。そこで、スクラム自体がどういうものかを学習することにしました。すると、スクラムの理想の形が徐々にわかってきました。
スクラムにはいろいろな良さがあると思いますが、その中でも特に「最も効果的な機能を素早くユーザーさんに提供できる」という点が印象に残りました。プランナーがタスクのバックログの優先度をつけ、エンジニアがタスクに対してどのくらいの難易度か見定めたり、エンジニア視点でもっと施策を詰めて良いものにしていく。そうした繰り返しでより良いプロダクトに仕上げていくことができます。そうしたよりスムーズなプロダクト開発ができるということが良い点であると思います。
その中で、自分がチームの一員として何が足りないのか、今後どうなっていくべきなのかを学んでいきました。僕自身、もっと良いプロダクトを作っていきたいと思っていますが、具体的な手立てが浮かばないということがわかりました。もちろんまだインターンとして入ってきたばかりで Retty について詳しくないということも要因としてあります。しかし、今後 Retty らしいエンジニアになるために、プロダクトの品質についてしっかり考えられるようになる必要があります。ここが自分の中で足りてない点だと感じました。
内定者インターンを通して、自分の Retty での将来像や、学ぶべきことがわかり始めてきたのはとても良かったです。
最後に
今回は Retty 内定者インターンについてや、その中で自分が学んだことについてまとめました。内定者インターンで土台を作って、来年スタートダッシュを決めていきます!
入社後の Retty 体験記も Retty Tech Blog に #新卒6ヶ月ふりかえり というタグがあります。Retty に入社して感じたことについてそれぞれ違った視点で語られているので、興味ある方はぜひ読んでみてください!
明日は @pikatenor さんです!お楽しみに!