私が行ったOnboardingの話とその上でチームを考える話

この記事は Retty Advent Calendar 2021 4日目の記事です。

adventar.org Rettyで飲食店向けプロダクトのエンジニアを担当している遠藤です。 外向けにあまり記事を書いたことがないので緊張しておりますが、温かい目で読んでいただけると幸いです。

今回は私自身が行ったOnboardingとチームをどう考えているかについて話していきたいと思います。

私がOnboardingでやったこと

はじめに

今年チームにメンバーが追加されるということでそのメンバーのOnboardingをすることになりましたが 私自身そもそも「Onboardingって何??」という状態から始まりました。

なのでまずはOnboardingとは何かというところから調べます。 そこで出てきた内容はこちらでした。

オン・ボーディング [読み]おん・ぼーでぃんぐ 「オン・ボーディング(on-boarding)」とは、「船や飛行機に乗っている」という意味の「on-board」から派生した言葉。 本来は船や飛行機に新しく乗り込んできたクルーや乗客に対して、必要なサポートを行い、慣れてもらうプロセスのことを指します。人事用語としては、企業が新たに採用した人材を職場に配置し、組織の一員として定着させ、戦力化させるまでの一連の受け入れプロセスを意味します。そのほかにも、企業が提供するサービスなどの新たなユーザーとなった顧客に対し、そのサービスで得られる体験の満足度を高め、継続的な利用を促すための一連のプロセスもオン・ボーディングと呼ばれます。

なるほど。 この中で私が汲み取った箇所は必要なサポートを行い、慣れてもらうプロセスのことを指しますでした。

サポートといっても状況などによってたくさんあります。

  • 技術的サポート
    • ローカルで実装できるまので準備
    • 開発用DBへの操作
  • ドメイン知識的サポート
    • システムの仕組みや成り立ち
    • データ構造・概念・機能etc...

この中で私が特に注力したのはドメイン知識的サポートです。 飲食店向けプロダクトにおいてこのドメイン知識に関しては私も完全に把握できていないほど複雑になっているためです。

自分はどうして覚えていったっけ?

人のサポートをする前に自分がどうやってこの複雑なドメインを理解していったかを思い返しました。 その中で一番ウエイトを占めていたのが、ある先輩にランチ・休憩時間などで理解するまでしつこく聞いていたというのを思い出しました。

全員が全員そのように聞けるとは限らないのでなら自分からそれをやれば良いんだという結論に至りました。

実際にやったこと①

業務を行いながら理解するというのでは理解度のスピードが比較的遅くなりそうだったので勉強会を実施しました。

実際に行った勉強会
実際に行った勉強会

まずはドメインに対しての点をたくさん作っていってもらい そして業務を行っていくうちに点と点が線につながる環境を用意しました。

実際にやったこと②

やはり年齢が若めのメンバーが古株が多いチームに配属されると少なからず萎縮してしまうと思います。 まずは年齢垣根なく健全なコミュニケーションができるように配慮しました。 そのメンバーの特性などを把握しチームに溶け込みやすくするコミュニケーションを積極的に行い、人となりを知ってもらいます。 その人の人となりを広く知ってもらえた方が、質問のしやすさ話しやすさなど成長につながるf:id:rettydev:20211203181130p:plainコミュニケーションがスームズに行くと思います。

そしてあることに気づく

Onboardingの意味合いとして「早く活躍できるようにするためにサポートする」 でしたが、そのまま成長させていったほうがいいんじゃないか?と思うようになりました。 サポートをして導入部分の面倒見ましたがこのまま成長してくれた方がチームも助かるだろうなと考えます。

これから実際に行い成長の手助けになれたんじゃないかという実例を記載していきます。

Aさんに対して実際にアドバイスしたこと①

例1) 「Aさんの質問ってYesかNoかで答えられないよね。その分会話が長くなるし相手も簡潔に答えられた方が良いと思うからもっと質問の内容考えてみて」

例2) slackって文字でのコミュニケーションで難しいから、相手が状況とか選択肢を理解しやすいようにやってよ。Bさんとかよくやるんだけど、 ① hogehoge ② fugafuga ③ test とかの方が相手が分かりやすくない?

など説明・質問する際の気になった点などもフィードバックしました。 相手が求めていることや相手にどう伝えたら理解しやすいかなども含め これからの社会人生活でも必要なスキルもフィードバックの一つとして行いました。

Aさんに対して実際にアドバイスしたこと②

故野村監督の指導方針として「三流は無視、二流は称賛、一流は非難する」というのがあります。 それに真似て指導の対応を変えていきました。

指導方針
指導方針

最初は上記にもある通り、たくさん質問してたくさんインプットしてほしいので積極的にフォローを行いました。 そしてある程度一人でできるようになってきたら更なる成長に期待し、あえて助け舟をださずに自分で最後まで対応し良かったこと悪かったことを振り返ります。 これ繰り返し一つずつ一つずつハードルをクリアしてくれましたと思います。 その結果「Aさん成長したね」と言われたときは自分のこと以上に嬉しかったのを覚えています。

と、ここまでが個人に対する話です。 これからは個人の集まりであるチームについてもお話させていただきたいと思います。

チームの捉え方

チームとは

みなさんはチームというものをどういう風に捉えていますでしょうか? 私はチームをパレットだと捉えています。 そこに色んな色を混ぜたものがチームです。 ※実際にこの色だからどうと言うわけではなくイメージの話です。

チームとはパレットである
チームとはパレットである

チームには色んな人がいます。 個人個人で色が違い、それが混ざり合わさったものがチームの色(性格・人間性・得意なこと)と呼ばれるものだと考えます。

今までの足していた色が変わると混ざりあった色が変わると同時にチームの色も変わります。 そしてその状況は個人が成長したりと様々な物事によって変化します。

今の色を認識していますか?

チームの色が変わればもちろん手法も変わります。 今のやり方が本当に合っているのか?などその色にあった内容に都度変えていかなければいけません。 チームとして何が必要か、足りないかを自分の認識と擦り合わせておく必要があります。

その為には、よくを見ておかなければなりません。 実際合った例です。

よく「チームが変わった」と言われることがあるかと思いますが チーム自体は生き物ではないため、チームの誰か・全員が成長した結果「チームが変わった」と言われるんだと思っています。 そうなるとまたチームの色が変わり最初の話に戻り循環していることが分かるかと思います。

過去やったこと・これからやろうと思っていること

最後にリモートワークが増えチームのコミュニケーションや連携などが取れにくいと言われている中でも私のチームは特に困難がなくむしろ話しやすいとメンバーにも言われています。 実際に行った・行う予定のチーム施策を何点か紹介しようと思います。

① 朝会時に「なんでもトーク」を行う

昨日あったことでも今日これからすることでも美味しかった食べ物の話でもゴルフの話でもなんでもOKです。 雑談を行うことでリラックス効果もあるでしょうし、何より仕事以外の会話をすることで少しずつ話しやすくなり結果仕事の話もしやすくなると思っています。

② 何かを決めるときはあみだくじ

個人的に担当やルーティーンを決めてダレてしまうのを恐れ何かを決めるときはあみだくじで決めています。 毎回盛り上がるので好評です。

③ コミュニケーションを会話重視にしたい

弊社では文字のやり取りはslack、会話ツールはDiscordを使用しています。 slackでのやりとりでも事足りるのですがやはりそれは文字でのコミュニケーションのため実際に会話したときなどの感情などが含まれていません。 口頭で会話をしたほうが伝わりやすいですし、コミュニケーションにも繋がります。 そのためDiscordで会話をし、内容だけをslackに残すというのをやっていきたいと思っています。 (slackで追う際に会話が長くなり要点は何?を減らすことにも繋がりそうなので)

さいごに

今回個人の成長・チームの成長について行ったことなどを書かせていただきました。 個人が成長するとチームも成長するといった関係はどこにいっても関わってくる話だと思いますので 一つの意見として参考にしていただければ幸いです。

引用:https://www.hrpro.co.jp/glossary_detail.php?id=101