Retty Tech Blog

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Retty iOSインターンに参加しました!

2週間の間、iOSアプリエンジニアとしてRettyのアプリチームでインターンをさせていただきました。

とても楽しく充実したインターンであったので、成果報告とまではいきませんが、簡単な感想を残させていただければと思います。iOSがメインの学生エンジニアの方も多いと思うので、インターンを探している方はぜひ参考にしていただければ嬉しいです!

自己紹介

明治大学 総合数理学部先端メディアサイエンス学科 3年の髙橋 幹と申します。 プログラミングは高校1年生の時からはじめ、メインでiOS Appの開発をしています。高校時代に10ヶ月ほどiOSアプリの受注開発を行っている会社でアルバイトなどをしていました。受験を挟み、大学入学後はバリスタとして働きつつ、大学や身の回りのプロジェクトでゆるりと開発しています。そのため、Rettyのインターンは約3年ぶりのプログラマとしての仕事です。

大学2年生の春休みを迎えるにあたって、久しぶりにエンジニアとして働きたいという思いが強くなってきたので、メインでやっているiOSアプリ開発インターンを探し、Rettyでインターンをさせていただくことになりました。

Rettyを選んだ理由

個人的には、環境が欲しかったので、「この会社、このアプリが良い!」というのはあまりありませんでした。そんな中でRettyを選んだ理由としては、自分が「こんなイメージのある会社が良い!」と考えていることに一番マッチしたように思えたからです。詳しくは以下のような感じです。

  • 何か(メインとなる)サービスを(1つ)開発・運営している
    • チームごとで境界が溶けているような環境が楽しそうだなというイメージ
    • 会社全体がそのサービスとユーザさんを考えて動いているような環境
  • 組織の規模が大きすぎず、開発や企画などのイテレーションが早そう
  • リソースが多そうで、モダンな開発をしているイメージなところ

箇条書きで書いてみるとこのような感じでしたが、ただ単純にプログラマが居やすそうな環境」「勉強できるリソース」が欲しかっただけです笑。 今までは、受注開発やハッカソン的なプロジェクトによく参加していたので、「サービスを運営しているチームを見てみたい」という思いも強かったです。

インターンのプログラム

ひとまず期間は2週間と決まっていたので、「何かアプリケーションの良いところ」と「Rettyのレコメンド」を生かして組み合わせられないかということを考えていました。iOSにフォーカスして、レコメンドのWidgetの開発をしていました。

「これ、もしかしたら面白いんじゃないんですか…?」みたいなことから始まったので、若干ハッカソン的な開発をしていました笑。ですが、実際にRettyのリソースを利用して開発するというのはインターンならではの面白さがありました。

Rettyのアプリのコードはとても読みやすく、何か新しい機能を開発しようと思えば、既存のリソースを用いて大まかに組み立てることができる状態です。なので、インターン中の課題を「どんなものを作るか」ということに絞り、以下のようなことを軸に機能やデザインを考えました。

  • アプリの魅力をわかってもらえるか
  • アプリを使ってもらえるか
  • レコメンドを受け取ってくれるか

Widgetの開発ということで、Human Interface Guidelines を参照してみれば、とにかくシンプルに作ることが大切とのことです。よって「Rettyのレコメンドを、シンプルに一目見てわかるようにWidgetで提示するにはどうすれば良いか」ということを考えながら、シンプルなものから盛り沢山なものまで、まずはAdobeのXDを使って形にしてみました。

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XDで作成したWidgetのイメージ

Rettyのアプリで用意されているレコメンドにも種類はありますが、今回は位置情報を使ってレコメンドを提示します。ふと暇な時間にWidgetの画面を開けば、自然と身の回りのオススメのお店がわかるように、必要最低限のデザインを目指し、実装に取り掛かりました。

隣のデスクの方がデザイナーだったこともあり、他の部分の導線やデザインについて議論をする機会もありました。エンジニア以外の方々ともサービスやアプリケーション開発について話をするのはとても刺激的でした。

また、Rettyでは、スクラム開発が導入されています。ちょっとしたミーティングに雰囲気を味わいつつ参加しました。こういったサービス開発をしているチームがどのような流れで開発しているかをしることができたのはとても学びになりました。 ただ、Rettyのアプリはある程度規模が大きい(と思う)ので、2週間でコアの部分をキャッチアップして現場のスクラム開発のタスクに取り組む、と言ったことは少し難しいなあと思いました。機会があればそういった開発にも携わってみたいです。

チームや会社の雰囲気

自分の居たアプリチームにかかわらず、どのチームも楽しげで、オフィス全体として楽しい雰囲気の職場です。集中しながら、程よく気が抜ける、とても過ごしやすい環境でした。インターン期間中、充実して開発に取り組めた1つの大きな要因だと思っています。

インターンに応募したのち、面談の際にオフィスを案内していただいたのですが、コーヒー器具の多さに驚きました。いつも家や研究室でコーヒーを飲みながら作業をしているので、そう行った環境があるのはとても嬉しいです。朝やおやつの時間帯にコーヒーをドリップしている社員さんがいらっしゃり、よくお裾分けを頂いていました笑。

あと、椅子が座りやすかったので、普段に比べて長時間座っていても、疲労は少なかったです。やはり環境は大切です。

みなさん、ありがとうございました!

感じたことだとか思ったこと

ある程度プログラマとして活動してきて大学3年になったもので、だんだんとキャリアだとかそういった類のものを考えるようになってきました。インターン期間中様々な社員さんとランチを組んでいただき、いろんなお話を聞くことができました。 漠然と、サービスを開発するエンジニアとして就職するのかなと思っていただけでしたが、少しだけ具体的なロールモデルのような存在になった気がします。まだまだエンジニアのキャリアというのは考えられていませんが、ひとまず、楽しみながら精進し続けたいと思います。

また、iOSアプリをメインとして、プランナーやデザイナーの領域の仕事にもお邪魔して、「より全体的にアプリ・サービスを良くしていけるような立ち位置の仕事をしてみたい」などとも思うようになりました。しばらくはこのような路線で頑張っていこうと思います。

少し時間は空いてしまいましたが、2週間ありがとうございました。