Google I/O 2019 共有会を開催しました

こんにちは、エンジニアの常松です。

各地でGoogle I/O 2019の共有会が開かれていますが、Rettyでも5月28日に「Google I/O 2019 共有会」を開催しました。

Google I/O 2019 共有会の様子

Google I/Oではすぐに使い始められる製品から数年先の技術紹介まで、多岐にわたる発表がありましたが、本共有会ではRettyのアプリエンジニア4名+20年新卒1名が着目した技術を各々紹介してもらいました。結果として2〜3年後に使われるかもしれない先進的な技術ばかりが並びましたが、Rettyエンジニアの技術・最新動向への強い関心を感じていただけたかと思います。

Connpassでも資料は公開していますが、講演者の発表資料を簡単なまとめとともに紹介します。


講演内容

1. UI as Code

講演者:koyachi
概要:モバイルアプリケーションフレームワークとして開発が進められているFlutterはWeb/デスクトップへと広がりを見せています。FlutterではアプリケーションロジックもUIも全てDart言語で完結できますが、表示内容に分岐が入ると汎用言語的に書く必要がある欠点がありました。本講演ではUIをコードとして表現する機構の改善について取り上げ、Collection literalの拡張でコードがどう改善されるかを紹介しました。Q&AではFlutterでのプロダクトコード開発や適用時期について議論がありました。

2. Jetpack Composeについて

講演者:Shoya
概要:Jetpack ComposeはKotlinで宣言的にUIが構築でき、リアクティブなコードが書け、Androidに依存せずテストができるツールキットです。本講演では実現の仕組みから、デモアプリの動かし方を紹介し、タップ数をカウントするプログラムをライブで動かすデモを行いました。より詳細な内容はJetpack Composeについて調査 文法編にまとめられています。Q&Aでは先に発表があったFlutterのUI記述コードとの類似性について議論がありました。

3. WebAssembly’s use cases and the future

講演者:Li
概要:WebAssemblyはスタックベースの仮想マシンで実行できるバイナリ命令フォーマットで、ブラウザ内などでの実行を想定し広まりを見せています。WebAssemblyの特徴やユースケース例、ブラウザ以外での用途、導入戦略、高速化の効果について紹介したあと、Liが愛してやまないGo言語からの変換デモを行いました。

LT内容

4. Android Architecture Componentsの新機能

講演者 : matsudamper
概要 : Android Architecture ComponentsはAndroidの開発を加速させます。本LTでは"What's New in Architecture Components"のセッションを元に、主に"Data Binding"、"Lifecycle and ViewModel"、"Room"3点のにおいて、普段のAndroid開発がどう便利になるか開発環境やコードを交えて紹介してくれました。人生2回目のLTとのことでしたが、Androidの深い知識を遺憾無く披露できていたと思います。

5. Hello Flutter for Web

講演者:ぽんた
概要:Flutterを初めて触るところから、今回Google I/O 2019で発表されたFlutter for Webのデモアプリが動くところまで、はまったポイントを解説しつつ手順を紹介しました。デザインや応答性含めてデモアプリの完成度は高く、簡単なアプリであれば作れそうな印象を持ちました。一方で表示のデバッグChromeの開発者ツールが使えなかったり、DB連携・メタタグ設定などプロダクト適用で考慮すべき点が不明な点もあり、まだこれからの技術だと感じました。


講演中のLi

当日の様子はTwitterハッシュタグ #retty_app_dev でもご確認いただけます。 今年はRettyからGoogle I/Oへの参加はありませんでしたが、来年は実際に参加してより詳しいレポートができるようにしたいと思っています。

ご参加いただいたみなさまありがとうございました! アンケートにWWDC共有会を開催して欲しいとの声が多数ありましたので、やるかもしれません!次回はもくもく会、7/4(木)です!